3年前、実家に移り住んで、もともと知り合いのおじさまに「携帯おんずくねぇ~」と連絡が来て、なんのことだかさっぱりわからなかった。
よくよく聞いてみると、「前から使っていた、折りたたみ携帯を、スマートフォンに変えて、よくわからないだけでなく、壊れているかもしれない」ということをざっくり「おんずくねぇ」という表現で伝えてきたのでした。
お袋に「おんずくねぇ」ってナニ?と尋ねると、「わたしもよくわからない」という、お袋は若くして都会にでてしまったので、大人になってからの生活は会津でしていないため、お袋の話すことばは、全く訛って聞こえない。そもそもずっと一緒に社会人になるまで育ててもらったのだから、違和感を感じることもなかったのだろう。そして、仕方が無いので、会津弁に関するサイトを探すために「ググった」。
すると、
というサイトがトップに有ったので見てみた。
おんずくね
訳のわからない馬鹿野郎
用法
「あいつはおんずくねぇ野郎だ!」
【訳:あいつは、訳のわからないどうしようもない馬鹿野郎だ!】
「おんつぁ」よりも強い語調です。
但し、あまり相手を目の前にして「お前はおんずくね!」とは言いません。
普通「おんずくね」は、誰かの噂話や評価の際に使う言葉です。
※会津弁講座様より引用
という記載だった。
「おんずくねぇ」とは、『どうしようもない・ダメだ』みたいなニュアンスだと認識した。
それ以来、『おんずくねぇ』は、私の定番ボキャブラリーになったことは、言うまでない。
そして、あまり親しくない方が「おんずくねぇ」を使っているのを聞くと、思わずテンションが上がってしまうのでした(笑)
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